乗合船に乗るのと、費用面で大差ないです。釣果だけをとれば、乗合船がずっと上(私の場合です)。
でもね、「ここで釣りなさい」とおぜん立てしてもらうのが、気に入らないのですよ。それはそれで、テクニックを求める楽しさがありますが、不自由を感じるのです。
海原にひとりボートを走らせて、ポイントを探す解放感(* ̄▽ ̄)フフフッ♪たまりませんなあ。
つまり、わがままなのです。
趣味くらいわがままでもいいじゃないですか(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
そんなわがまま釣り師の私が書く、このブログの目的は、
①多くの釣り人との交流&情報交換(自分と釣友の釣りを豊かにする)
②後に続く人のお役に立つこと(ワカサギ釣り道具自作など)
であります。
目的①については、ありがたいことに大成功。ギブアンドテイクですが、テイクの方がはるかに大。
目的②については、お役に立てているか心もとないですが、読んでくださる方々がおられることから、それなりなのだろうとうぬぼれております。
目的②の一環として、私が乗ってきたミニボート3艇への私なりの評価を述べます。
これからボートを購入しようとする方の参考になればよいのですが・・・・
カーメイト フロートボート
布目湖のワカサギ釣りに使っていました。
長所 ・何と言ってもコンパクトで軽く、フィットの車内に積めました。
・準備・片付けが素早くできます。
(布目湖のワカサギ釣りだけなら、最強だと思います。)
・安定性も十分。危険を感じたことはありません。
ダム湖なら立ち上がることも可。ただし、気を付けて。
・素材が丈夫です。
へら師の方が、岸付けのときにぶっつけて、サイドフロートを割って
しまわれました。しかし、これはよほどのケースだと思います。
10年を超えて、使い続けることができると思われます。
短所 ・狭い。長時間同じ姿勢で釣ることになります。
艤装しだいですが、積みこむ荷物も制限されます。
・ローボートとしての性能は、話にならない。歩く半分の速さ。
その他 オプションが豊富で、改造すれば海に浮くこともできます。
結局費用がかかりますが。(リトルボートさんのホームぺージ参照)
ジョイクラフトKEM275
熊野方面での海釣りのほか、布目湖ワカサギ釣りにも使いました。ワカサギ釣りには、フロートボートの方が、使いやすかったです。
長所 ・軽く、コンパクトに収納できる。積み込む車を選ばない。
・安定性は、乗った3艇ではいちばん良い。
・エアキールの波切性能が優れている。
高さ1メートル程度の波なら切って進める。飛沫は上がるけどね。
・3艇の中で、走行性能がいちばん。ローボートとしての性能も良い。
短所 ・乗る場所の幅が狭い。荷物の積み込みも工夫が必要。
・跳ね上げ式のドーリーが取り付けられない。
キャスターと板で作った自作ドーリーを使用していた。
・岩角などでこすれると、パンクする。
(どのゴムボもそうです。気を付けていればOK)
私の場合、水面から引き上げるときに、どうしようもなくてこすりました。
そしてパンク。
・準備・片付けに時間がかかる。特に片付けは、洗って干して、乾ききるまで。
パンクの程度がひどくて、修理にそれなりの費用がかかることと、ドーリーの不便さから、買い替えを決意しました。
リトルボート社 エイトⅡ
もともと、このエイトが欲しかったのです。運ぶ車の関係で、ゴムボートにしていたのです。結局、ゴムボートは1年しか使わず、下取りしてもらいました。このエイト、短所もあるけど、私にとっては長所が上回っています。
長所 ・2分割艇なので、軽箱バンに積み込めて、その他の荷物も載せられる。
・跳ね上げ式ドーリーは、ボートを出すにも上げるにも便利。
・底がフラットで幅いっぱいに使える。
釣り座の構え方も、荷物の積み方も自由にできる。
・準備・片付けは、ゴムボよりは楽。
・ゴムボートほどではないが、安定性は十分。サイドフロートは、安心できる。
・FRPは、頑丈で、耐久性がピカイチ。修理も効く。
短所 ・船首の形からも分かるように、波切性能は良いとはいえない。
でも、波が船内に打ち込むようなことはない。
・ローボートとしての性能はイマイチ。歩く速度より遅い。
分割艇でないボートをカートップするのは、腰に不安のある私には無理です。分割艇なら、前後のパーツを重ねて、バックドアのところに立てかけ、よいしょと後ろを持ち上げて、プラスチック波板の上をスルスル滑らせて積み込む。楽です。
リトルボートさんから、スーパーショットという2分割艇も出ています。波切はいいですから、エイトより遠くまで行けそうです。でも、私には重すぎ。
エイトⅡは、私にとっての正解だと思っています。
これからミニボートを購入しようとしている方に、お節介アドバイスをさせていただきます。
・予算から妥協しては、良い結果にならないと思います。自分にとっての理想形を思い描いて、初めからそういうボートを購入すべきです。
FRP艇なら中古でも、汚れているだけで、性能は同じです。たまに良い出物があります。ゴムボートの中古は、当たりはずれの差が大きいでしょうね。中古でもいいのです。一直線に理想形を目指しましょう。
私の場合、エイトにたどり着くまで、それなりの金額を無駄にしています。それを思えば、車もさっさと乗り換えて、エイトを購入した方が安上がりだったわけです。
・「理想形」というのは、どういう釣りがしたいかによります。
湾外まで出て、大物を狙いたければ、エイトでは無理だと思います。
船外機もそれなりのものが必要です。船舶免許が要ります。
逆にキス釣りくらいなら、ローボートでもできます。
・体力面の制約もあります。私の場合は、腰痛という制約に縛られているわけです。
制約の範囲を超えることはできません。
車という制約もありますが、それならできるだけ丈夫な生地のゴムボートをお勧めします。
体力のある方なら、40kgを超えるボートをカートップできます。羨ましいなー。
・フィッシングカヤックという手もあります。
私がもっと若くて、体に不安がなければ、迷いなくカヤックでしたでしょう。
乏しい経験から、ミニボート選びについて述べました。参考にしていただければ幸いです。
この暑さがましになったら、今度は台風シーズンか・・・・wwww
何とか良い日を見つけて、釣行しましょう。
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