電動リールの機能についてのことなんです。ラインをどれだけ送り出したかを示すカウンターが必要かどうかについて。
「カウンターなんて、無用の長物でございますことよ。オーホッホッホッ」
あーあ、やっちゃった。(m´・ω・`)m ゴメン…
(-ω-;)ウーン、人それぞれですからねえ。絶対そうだとは、言い切れませんが・・・・。
電動リールについての私の独善的な考えと、私が作っている電動リールのコンセプトについて、お話します。
良い道具というものは、どうあるべきか( `ー´)ノ
目的を達成できること・・・・・当たり前 でも、できるだけ能率よく。
壊れにくいこと・・・・・・・・どんなに素晴らしい機能があっても、壊れたらただのゴミ。 理想は、壊れないこと。
トラブルが起きにくい・・・・・対処しながらその道具を使うのは、イライラ
修理が簡単にできる・・・・・・たとえ壊れたとしても、できれば自分で、しかも短時間で直せる
トラブルに対処しやすい・・・・トラブルを回避する構造でも、トラブルが起きることを前提に、対処しやすくしてある。
できるだけ安価・・・・・・・・お財布の中身には、限りがありますから。
電動リールに条件を当てはめると
①ワカサギが釣れること
魚探(ここではホンデックス)とのコンビネーションを前提にします。本格的にワカサギを釣るなら、魚探はマストアイテムです。
それにより、カウンター不要です。
ホンデックス魚探のワカサギ用設定については、このブログ内の「魚探の設定どのように」という記事をご参考に。
ワカサギ釣りは、空中戦が多いです。釣れるタナが、刻々と変化します。
魚探なしで、カウンター付の電動リールを用い、今1匹釣れたとします。次に同じタナに仕掛けを落としても、そこにワカサギがいるとは限りません。魚探とのコンビネーションが必要です。魚がどのタナにいるか分からないのに、カウンターで一定のタナに落としても、無意味です。上の画像では、10メートルの深さから8メートルの深さに、タナが変化したことが分かります。
魚探がなければ、カウンターが付いていても、ほとんど役に立ちません。
魚探があれば、電動リールにカウンターは必要ありません。だって、画面でタナを捕らえたことが見えてますから。
カウンターは、魚探なしでは無意味。そして、魚探があれば、カウンターは必要なし。どちらにしても、カウンター不要です。
ワカサギが底にかたまってくれていたら、底限定で釣れますが、その場合も底なのですから、カウンターは要りません。
このことは、初めてワカサギ釣りをする方であろうと、ベテランであろうと、同じです。
(ただし、機械そのものを楽しむ方や、魚探禁止の釣り場をホームにしておられる方は、また別かも知れません。)
むしろ、カウンターが付いていない電動リールの方が有利です。その分、軽いからです。少しでも軽い方が、手の感触でアタリとワカサギがかかっているかどうかが、分かりやすいです。メーカーさんも、1グラムを削るのに、努力し続けておられます。
②壊れにくいこと
私の知り合いが使っていたカウンター付電動リールは、バグりました。そのほかにも、そんな話を聞くことがあります。修理可能ですが、高くつきますし、その日の釣りが、おじゃんです。
もっとも、メーカーさんは、研究して壊れにくく改良し続けておられるとは思います。
でも、カウンターがない方が、壊れにくいことは、想像できます。
③トラブルが起きにくい・・・②に同じ
④修理 トラブル対処
器用な方は、市販電動リールをご自身で分解して、たいていの修理をなさいます。でも、電子基板がやられていたら、基板を取り換えるしか手がありません。カウンターなしの方が、電子基板がない分、修理が容易です。
⑤できるだけ安価
言うまでもないですね。
①~⑤を考えたとき、私が買うとすれば(買いませんけど)、このリールを買います。
ダイワさんのクリスティアSRⅡ。
カウンターなし。強力なモーターが付いていて、変速もできます。
重量97g。カウンター付との重量の差は、数字以上に持った感じが違います。
ネット価格で、7000円見当。浮いたお金は、魚探を買う資金に。
私が、欲しいけれども、価格が高いので手が出ないのが、このリール。
わかさぎの蔵LL7
本体重量55グラム。仕掛けの巻き込み防止は、強制ストップですけど、少しでも軽量化しようとすると、そうなりますね。
持ちやすい形は、手繰りグリップを想わせます。
欲しい・・・・けど、お値段20000円。しかも、別に電源となるコントローラーと電気コードが必要。消耗部品も高価。
お財布に、厳しいではないか。
ということで、条件⑤を満たせず。
わかさぎの蔵が高価になってしまう理由は、よく分かります。部品全てが、少量生産の特注品ですから。
お金に不自由しない方、もしくは欲しくてしかたがない方は、これ、いいと思います。責任は持てませんが。
ヘラ竿・鮎竿などの値段からすると、お高くはない・・・かも・・・・。
自作電動リールのコンセプト
理想の道具としての電動リールを目指して、研究・開発したのが、モビルリール(電動リールね)「ザク改」です。
コンセプトは、つまり①~⑤。
軽い(74g)ので、アタリが手の感触で分かりやすい。ワカサギが止まっている居食いは、分かりにくいですが、誘いの動作をしたとき、重みの変化で分かります。あえて、押しボタンスイッチ一つです。操作が単純。そこそこ能率よく釣れます。
できるだけ単純な構造を考えました。壊れにくいです。
25mm径アルミボビンに2つのベアリングを取り付けて、スプールを作りました。軽いので、バックラッシュが起きにくいです。
スプール周りに、ラインが外れないための工夫をほどこしました。トラブル回避です。
修理・メンテナンスがしやすいように、ドライバー一本で、ばらばらに分解できるようにしてあります。モーターの載せ換えだって、5分間で可能です。踏みつけても(そんなことしませんが)元の形に修復可能です。スプール以外の部品は、安価です。
プラモデルを作れる人なら、ご自分で大抵の修理ができます。
材料費は、約2000円。安価です。1丁作るのに、10時間くらいの作業が必要ですので、時給を考えると、高価なのかも知れません。
なーんだ、こんな簡単な構造か・・・と思ったでしょう。この簡単な構造を考えるのに、かなりの期間、研究したんですよ。むしろ、簡単にすることが、難しかった。
ただ、仕掛けを送り込んで、ピタリと止め、スムーズに巻き上げる。
それだけのことに、何回失敗したことか・・・・涙と汗と・・・暇とグウタラの結晶です。
千回それをしても、糸がらみなどのトラブルなし、それが「スムーズ」の意味です。
ワカサギ用電動リールに求めること
確実な動作と頑丈さを、まず求めます。
そのうえで、トラブルを徹底的に排し、修理も簡単にできるようにしてほしい。
いろいろな機能なんていらないから、軽く作ってほしい。できれば、70g以下。
持ちやすく、取り回しよく。
できるだけ、安価に。
素人の私でも、ここまでやれました。メーカーさんにできないわけ、ありません。
作ってくれたら、自作なんて面倒なことはやめて、それを買いますよー(^O^)/
ということで、偏見と愛?に満ちた、私の電動リール論を延々と述べました。
最後まで読んでくれた方の根気・我慢強さに感謝しまーすm(__)m
この記事へのコメント
ガッシャン
電動リールに対する熱い思いありがとうございます。
私は多分今年25回位釣りをしたかと思います。
全て電動リールを使いました。
理由は深くて重いからです。
単純な質問があります。
づっと疑問でした。
ワカサギを釣るのに何故電動リールが必要なのですか?
他意は何もないんです。
浅くて軽くのにとづっと思っていました。
気を悪くされたらごめんなさい。
ぐうたら釣友会会員1
こんばんは。
最近のワカサギ用電動リールは、カウンター・巻き上げ速度調節・巻き終わりがスローになる・自動で誘い動作をするなど、多機能化していまして、それが今の主流です。
私は、「多機能=高性能=楽しい=たくさん釣れる」と思うのは、間違いだと考えています。それで、こんな記事を書きました。
ワカサギ釣りは、もちろん手巻きリールでもできます。電動リールを使う理由は、一定の速度で巻き上げができるので、バラシが少ないとか、左右の手で2丁同時に使えるとかです。また、深くても30メートルほどまでなのですが、落としたり巻き上げたりする回数がとても多いです。片手300回、両手で600回くらいでしょうか。手巻きでは、疲れます。
もう一つの理由は、スイッチを入れて置いておくと、勝手に巻き上げてくれますので、その間に反対側の手で合わせたり誘ったりするのです。
せかせかした釣りですね。
ぐうたらには、とてもできない( ^ω^)・・・
コメント、ありがとうございます。
ガッシャン
わかったような分からんような😔
今120センチオーバーのタチウオを追いかけ回してます。
なんか真逆の事をしているみたいで😂
ワカサギ釣りに興味を持とうと修行中です。
奈良には海がありませんので👍
ぐうたら釣友会会員1
ドラゴン級タチウオを、ぶち上げてください。
ワカサギ釣りについては、YouTubeなどでイレパク状態の動画を見てもらえれば、お分かりいただけるのではないかと思います。
やってみないと分からないことが多いですけど。
コメント、ありがとうございます。
アメブロのshiro-cro
あったらあったで良いと思いますが
はたして!.....
先ず初心者さん
メーカーからあたりますね
『ダイワ』?『SHIMANO』?「ん~高いな.....」
『蔵』?「もっと高け~(゜゜;)(。。;)」
『その他のメーカー.....』?「ん~ちゃっちいな....(-""-;)」
「シャアない!ダイワはロゴもカッコイイからダイワにしよう!」ってそんな選択
まんず“モニター”やらなんやらはどうでも良くて、たまたま購入したリールにモニターが付いていたらモニター必要派だと思いますが付いてなければどうでも良い派にマタマタわかれますね(ワタシはどうでも良い派だし手巻き派だったりもする)
少数派として“いきなり手作り派”はもちろん!どうでも良い派(モニターなんて作れん)そこで手作り派を検索して参考にして作る(^^)b
メーカーの付加価値の産物『モニター』『名人誘い』『その他』...意外に必要愛は薄いと思ってます
やっぱり皆さんの重要視してるところはズバリ!デザイン!だと思う
ぐうたら釣友会会員1
こんばんは。
ワカサギ用電動リールにカウンターなどが付いていると、その分重く、壊れやすくなり、そのうえ価格がお高いでーす。ダイワ・シマノのいちばん値段の高いリールを選ぶ人は、値段が高いからきっといいんだと思うのでしょう。
私は、重さと、いらない機能と壊れやすさに、お金を使う気はありませーん。だから、自作しちゃったよ~ん。これで9割満足。
もっと高いリールもありまして、「蔵」「秘伝」などですねえ。ものすごく軽くて、落とす・巻き上げる以外の機能は、何一つ付いていません。どちらも、すぐ在庫切れになるくらい売れてます。かっこいいというのもありますが、「軽さ」にお金を出しておられる方が多いと思うのです。
じわーっと聞き上げてきて、穂先を見ないでも、コンという手の感触。100g以上のリールでは、分かりにくいです。
軽く、頑丈で、メンテも修理も容易、確実な動作で持ちやすい、本物を作ってほしいと思うのですよ。それで、納得の価格なら、飛びついて買って、ジオンマーク貼ります。
シマノさんは、自転車メーカーなんだから、そんなこと分かっているはずなのになあ。
DDMをデコりまくって、それはもう芸術的なヘビー級リールにしちゃったお方もおられまして、それはまた、別な楽しみ方ですね。いいと思うよ(´ー`*)ウンウン
これって、大手メーカーさんと、そのファンの皆さんに、喧嘩売ってるような記事ですねえ。コメントしづらいのに、コメントしてくれて、ありがとうございます。
白黒Z
少し、魚探について気になりましたのでコメントさせて下さい。
僕も、500Cを使っているのですが、昨年までは付属の22度
振動子オンリーで釣っていました。オモリはほぼ映りません。
それで、棚に来たワカサギの深さとリールのカウンター表示で釣っていました。ご存じと思いますが、リールのカウンター表示はとてもいい加減で、魚探が底10m表示の時、底を取ると8m何てことはざらです。それでも、実際の深さの8掛けの深さ表示で釣ればいい訳で、棚ストップ機能なども重宝しました。今シーズン、12度振動子を買って使っています。オモリはバッチリ映ります。ぐうたらさんのおっしゃる通りの状況です。カウンターは無くても釣れます。長々と書きましたが何が言いたいかと言いますと、魚探+12度or9度の振動子が必要と言う事が抜けていると思いましたので、、、、費用的には、魚探+振動子+カウンター無リールより魚探
白黒Z
コメントが途中でUPされてしまいました。
続きは、
+カウンター有リールの方がリーズナブルですが、1日の釣果は前者の方が2割位上になるのでは??
ぐうたら釣友会会員1
こんばんは。
ご助言、ありがとうございます。
付属のTD04振動子でも、私が使っている錘なら、きっちり映ります。多分、錘の形状と塗料によるものだと思われます。ナス型で夜光塗料が塗られている安い錘です。
ただ、振動子は06ないし07の方が、真下の状況が分かりますし、かけあがりで見えなくなる範囲が狭いので、有利です。私は、もっぱら指向角12度の06を使っています。白黒Zさんと、同じ振動子だと思います。
今シーズンは、釣行日が合わないのか、お会いできずにいますね。お会いできる日を楽しみにしています。
コメント、ありがとうございます。
よいお年を(^O^)/