奈良県は田原本町唐古に唐古鍵遺跡という弥生時代を通して栄えていた最大規模の集落跡があります。
10年ほど前は、簡単な駐車場があるだけの原っぱでした。
そこにこのような櫓が建てられ、
考古学ファンが訪れるようになりました。
しかし、特ににぎわうということはなく、静かなものでした。
私? 私はいくらか興味がありましたので、後述する唐古鍵遺跡ミュージアムとともに、訪れたことがあります。
さて、この度遺跡が史跡公園として整備され、
遺跡の建物跡を建屋で覆って公開するようになりました。
建屋内部の展示
柱跡の木材(欅だそうです)
建物の再現模型
国道24号線を挟んだ向かいに、道の駅がオープンしました。
道の駅の建物内は、やっぱり大混雑です。
3階バルコニーからの眺め
オープン間もない連休中ですので、道の駅・史跡公園ともに、にぎわっています。今後は、もう少し落ち着くとは思いますが、人気の施設となることでしょう。
史跡公園の東側に、江戸時代に掘られた溜池「唐古池」があります。その周りに桜の大木の並木があります。
ここは、絶好の花見スポットです。
えー、史跡公園だけでは満足できない考古学ファンの皆様には、史跡公園南側(数百メートル離れています)にある
「唐古鍵遺跡ミュージアム」をお勧めします。
こんな建物です。田原本町の公民館・図書館・ホールがまとまっていて、その一部がミュージアムとなっています。
今回も訪れましたが・・・
改装中でした。残念。
出土した土器を少しばかり見ることはできました。
改装前の展示ホール

改装後は、もっと充実するはず。
桜のころに行ってみようかなあ。
2000年前の巨大集落遺跡に、道の駅で休憩がてら、訪れてみてはいかがでしょうか。
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