こんな山の上にありまして、あまりにも不便なところにあるので、廃城を免れたとか。数少ない現存する天守閣の一つです。
山の五合目に駐車場・休憩所・シャトルバスの発着所があります。
ここから八合目まで、シャトルバスに乗っていきます。
もちろん、徒歩で登ることもできます。体力が余っているお方はどうぞ。
八合目でバスを降りると、無料で竹製の杖を貸してくれます。借りた方が楽ですよう。
ゆっくりと15分ほど登ると、石垣が見えてきます。
ここでまだ半分。
こんな看板があって、やっと着いたかと思っても、
まだまだ・・・(;゚Д゚)ー
天守閣が見えても、まだ石段が・・・(;・∀・)
急な石段を上って、やっと本丸に着きます。
さすが山城、難攻不落ですねえ。
小さい天守閣ですが、唐破風が美しい良い建物です。絵になります。
鯱も大きな城と比べるとミニサイズ。
柱組み
比較的新しい材が使われていて、修復の様子がうかがえます。
高校の先生が中心になって、町の方々や高校生が修復のための資材を運びあげたのは、有名な話です。
ボロボロだった天守閣を蘇らせた皆様に、心よりの拍手を・・・・。
天守の窓より(窓で切り取られた風景、大好き)
天守台より下界を望む
正面からの天守も美しいのですが、こんな道を通って裏に回ると、二重櫓があります。
二重櫓と天守閣。要塞の風情です。
見学・観光を終えて八合目まで下りていくとき、走って登ってくる子どもや、ふうふう言いながら登る年配の方々とすれ違います。
「こんにちはー」
と、ハイキングのノリです。
登るだけの価値がある城ですので、岡山旅行の際には、ぜひどうぞ。朝早く、条件が良ければ、雲海に浮かぶ天守閣を見ることができるそうです。
たぶんシルバー人材センターの方々だと思いますが、管理業務をしておられて、笑顔で迎えてくださいます。登ってふうふう言っている私には、ありがたいおもてなしでした。
この記事へのコメント
アメブロのshiro-cro
ほぼ登山に値する距離と言うか
高低さと言いますかビックリですね(;´д`)
それは歳だとか若いとか関係なく
間違いなく誰でも疲れますよ
今まで幾つかお城は行きましたが
ソコには行くことはないでしょね( ̄~ ̄;)
お疲れ様でした!
ぐうたら釣友会会員1
私も自分から行くことはないと思いますよ。
今回は、家内による「連行」ですので・・・・。
しかし、山城というものがどういうものか、よくわかりました。
かつては、付近の山々を全て城塞化して、毛利軍八万を迎え撃った城だということですので、それはもう険しいです。
今の天守は、後の時代のもので、太平の世に大名の見栄で造られたそうです。その分、美しいです。
犬山城にも、ちょっと興味があるなあ。