以前、せっかく購入された魚探を、初期設定のままワカサギ釣りに使われていた方が、おられました。おせっかいと思いつつ、私の設定を説明させてもらったところ、たいへん喜んでくださいました。そこで、私なりの魚探(ホンデックスPS500C)の設定を紹介します。
「そんなの十分わかってる」という方も、無視しないでもっと良い使い方を教えてください。
魚探の「メニュー」ボタンを押しますと、設定の画面が映ります。もう一度長押しすると「メニュー2」になります。私の設定は、「メニュー1」が、
「メニュー2」は、
としています。
画像が不鮮明(カメラのテクが・・・)なので、一つずつ説明します。
メニュー1
輝度 使う環境に合わせて、真ん中から「明」の間にしています。
送りスピード 表示を進ませる速さ 4にしています。
画素サイズ ワカサギの場合は「大」が良いと思うのです。
オートゲイン 状態に合わせて自動で感度を変える機能です。
ワカサギの場合、絶対にOFFだと思います。
オートレンジ 水深に合わせて自動で何メートルまで表示するかが変わります。OFF。
フィッシュアラーム 好みですが、うるさいのでOFF。
フィシュマーク 好みです。私はOFF。
Aモード 画面右に魚群の反応をリアルタイムで映します。私は、OFF。
色配列 魚群の濃いところ薄いところを色別に表示させます。私は2が好み。
背景色 黒・白・青から選べます。私は白。
クラッター ノイズを緩和してくれます。効果が疑問なので、私はOFF。
深度表示 何メートルか数字で表示してくれます。私は小を選んでいます。
底質判別 底の硬さを表示します。私はOFF。
メニュー2
画面分割 全体表示と部分表示(底の方だけ)の画面の割合。私は半々。
拡大率 部分表示の拡大率。底を釣るときは、×4にしています。
スケールライン 5メートルごとに画面にラインを入れる機能。私はOFF。
深度マーカー 底にラインを入れます。私はOFF。
水温グラフ 水温センサーを付けていないので、OFF。
水温アラーム OFF。
水深アラーム OFF
バッテリーアラーム 電池切れを教えてくれます。私はOFF。
水温補正 OFF。
特殊設定 オートレンジ最大深度 関係なし。
クリーンエコー 高に設定しています。
パルス幅 中にしています。
吃水調整 振動子の位置が水深30センチなら、0.3に設定。
デモ画面 OFF
システムリセット リセットしない限り、設定は保存されます。
以上が、私の魚探の設定です。「こうしたほうがいいぞ。」とか、「私はこうしている。」とか、コメントで教えていただければ、ありがたいです。特に「クリーンエコー」と「パルス幅」については、わかりません。
それでは皆様、いい釣りをしてください。
2016.11.1 この記事へのアクセスが、予想以上に多いので、追記します。
☆オートゲインをOFFにする理由
オートゲインは、状況に合わせて、感度が自動で変わっていくシステムです。釣りの種類によっては、便利な機能だと思いますが、ワカサギの場合はマイナスです。映っていた魚影が、いきなり消えたりします。また、錘を映したいときも、すぐ感度が低くなって、映らなくなります。OFFにすることを、強くお勧めします。
☆オートレンジをOFFにする理由
オートゲインと同じように、ぱっぱと表示する深度が変わっていくと、ワカサギがどこにいるのか、分かりにくくなります。これも、OFFにして、手動で表示深度を切り替えるべきだと思います。
この二つ以外は、好みだと思います。
これらの設定は、私的な判断によるものですので、絶対とは言えません。
せっかくの魚探です。自分流に使いこなして、いい釣りを!
この記事へのコメント
ベイトフィッシュ
魚探はレンタルしか使わないんで細かい設定はよく分かりませんでしたが勉強になりました!
ぐうたら釣友会会員1
ベイトフィッシュさんに「勉強になる」なんて言われると、ちょっと恥ずかしいです。釣りたい一心でいろいろ考えていますが、まだまだこれからです。
魚澄
イベントですか?前期の釣れないイメージで不参加ですか?
魚探の設定は難しそうですが、使用して、いち早く特製を
探さないと自分の物にならないきがしました。
自分のは意外と簡単でした。HONDEXのほうが設定
箇所が多そうですね。
今回魚探を使用していそうな所でボートを止めたら一発で
お魚来ました。あると便利、中禅寺湖は魚探使用してる方の
側に止めたら釣れちゃいます?横鳥ですか?
夏は群れが小さいです~早く秋のシーズンが待ち遠しいですね。
それではGOODFISHING
ぐうたら釣友会会員1
こんばんは。
この記事を書いたのは、2016年1月ですので、2シーズン前です。比較的好調のシーズンでした。競技会が好きではなかったので、ワカサギング大会には参加しませんでした。
ホンデックス魚探のワカサギ釣り用設定は、結局ほとんどの機能をオフにして、感度も水深も手動で調整しているわけです。魚探の威力は抜群でした。特に津風呂湖では、群が浮いている場合が多いので、タナ合わせに重宝しました。落下していく錘の映像を、刻々と変化するワカサギのタナに合わせるわけです。魚探がないとできないことです。
ローランス魚探も、使う人が増えています。このワカサギング大会桟橋の部で優勝された方も、ローランスを使っておられました。
ご自分に合った設定を見つけて、爆釣してください。
コメント、ありがとうございます。
dai
スマホだとこの辺りの日付の記事は出てこないようで、今日初めて気がつきました。
暫く過去記事を見ながら勉強させていただきます。
ぐうたら釣友会会員1
こんばんは。
皆さん、魚探を購入したものの、使い方に悩んでおられるようで、この記事へのアクセスは、絶えることがありません。
この記事を書く前、どこかのサイト(動画だったかなあ)で、使い方のヒントを得ました。それから、自分なりに工夫してみると、オートゲインもオートレンジもOFFにして、手動がワカサギ釣りに適していると考えるようになりました。
沈んでいく錘の映像をワカサギのタナに合わせると、リールのカウンターは不要です。「電動リールにカウンターって必要?(2017.9.16)」という記事にしています。タナに錘を入れ込むと、群が散ってしまう時には、タナの少し上を釣ります。
浅い経験ですが、参考になれば幸いです。